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仮想通貨にはどんなものがあるの?

ビットコインやイーサリアムなどに代表される仮想通貨は、現在世界中からリスクマネーが流入しており上昇の一途をたどっています。一方でこれから仮想通貨の取引を通じて利益を上げることは難しくなっています。今回は、ビットコインを除く仮想通貨のアルトコインの中からこれからおすすめをご紹介します。

■ビットコインとは

ビットコインとは2009年にその取引が開始された暗号通貨です。円やドルなどと違って、その価値を担保する中央銀行のような存在を持たず、ネットワーク上で取引履歴を相互に監視することで価値を担保する新たな形態の通貨です。現在ではビットコインを含め仮想通貨は700種類以上存在すると言われていますが、最も流通量が多く実際の経済活動に最も大きな影響を及ぼしているのがこのビットコインです。

◇ビットコインは仮想通貨の親玉

取引が開始されてから約10年間運用されたと言う実績が評価され、現在ではビットコインは仮想通貨の中で基軸通貨として扱われています。基軸通貨は実際の通貨で言うところのドルにあたります。新しい仮想通貨が発行された時、その仮想通貨に価値があると多くの人に認めてもらうためには、ビットコインに対してどれだけのレートで交換できるのかというのがひとつの指標になります。
簡単に入ってしまうと、ビットコインは仮想通貨の親玉であるということが言えます。

■アルトコインとは

仮想通貨といえばビットコイン、と言われるほど多くの人の認知を受けているのがビットコインです。正確にはビットコインは仮想通貨の一種類でしかありませんが、その流通量の大きさとここまでの流通実績から、仮想通貨はビットコインとその他のコインに分類されます。このその他の通貨に当たるのがアルトコイン(Alternative Coin)と総称される仮想通貨群です。ここでは国内で扱っているいくつかのアルトコインについて紹介します。

◇イーサリアム

イーサリアムは2013年にVitalik Buterinと言う19歳の ロシア人の天才プログラマーによって誕生した仮想通貨です。イーサリアムの他の仮想通貨との大きな違いは、スマートコントラクトです。通常の仮想通貨では、ブロックチェーンという世界で共通の取引台帳に書き込むことができるのは、通貨の取引履歴だけでした。イーサリアムではブロックチェーン上に、通貨の取引履歴だけでなく契約や取引の約束までも書き込むことができます。そのため条件さえ満たせば取引を実行してくれるので、現在の公証役場の役割をネットワーク上で置き換えることができる画期的なシステムとして注目を集めています。イーサリアムは通貨そのもの だけでなくレースになっているシステムに対する期待も高まっており、世界各国の企業がこのシステムを使った新たなビジネスの開拓に励んでいます。

◇モナコイン

モナコインは2013年に開始された日本発祥の仮想通貨です。「モナ」とは日本の有名掲示板サイト「2ch」の中でアスキーアートで表現される猫をかたどったキャラクターです。このモナーをコインのをモチーフに使っているのがモナコインです。モナコインは、最近その価格上昇ぶりで有名になっています。2017年7月で100円の価値だったモナコインは、2017年の10月には600円を超える価格をつけ、多くの投資家の注目を浴びました。

◇ビットコインキャッシュ

ビットコインキャッシュは2017年8月に中国のマイナー集団が、ビットコインからの分裂を宣言して誕生した新しい仮想通貨です。ビットコインには近年の注目度の高まりからスケーラビリティの問題が生じており、これを解消するために新しく立ち上げられました。一時期ビットコインを凌駕するのではないかという勢いがありました。

■コインが高騰している理由

どうしてビットコイン以外のアルトコインが上昇しているのでしょうか。それはビットコイン自体が抱える弱点によるものです。ビットコインが開発された当初では、ブロックチェーンと呼ばれる世界で共同の通帳のページの容量は、10分に1回生成され、 約1MB で3000の取引(Transaction)で十分でした。しかしビットコインの流通量が増え、取引の量が多くなるとこの容量で与えなくなりました。通帳への書き込みが完了しない取引が多くなってしまったために、仮想通貨として重要な決済のスピードが低下しました。この問題を解決するために様々な手法が現在模索されているのですが、ビットコインを管理するコアディベロッパーたちと中国などを拠点にするマイナーと呼ばれる人たちの意見が対立しています。その結果ビットコインの分裂がおき、新たな仮想通貨が次々に誕生しています。このためビットコイン自体の将来性に疑問視をする人たちが多くなったため、ビットコイン流れていた資金がアルトコインに流れ、結果としてそれぞれの通貨の価値が高騰していると言えます。

■おすすめするコイン

現在そのボラティリティ(価格の変動幅)の高さで多くの投資家たちを惹きつけているのがモナコインです。前述したとおり4カ月で約6倍にまでその価値が上がっています。ビットコインに比べて短い時間でブロックチェーンが生成されるため、決済スピードが早く今後も多くの投資家たちから注目を浴びることが予想されます。

■どこで買えばいいの?

仮想通貨を買うには取引所というところで、株や FX などのように取引をする必要があります。 国内には多くの取引所がありますか、最大手はビットフライヤーです。その他コインチェックやザイフなどもあります。いくつかの取引所で口座を開設しておいても損はないでしょう。

■まとめ

2017年の一年間に限って言えば、アルトコインを所持していた人の方がビットコインを所持していた人よりも資産を大きく増やしています。アルトコインについてもその値上がりを期待して所持しててもいいでしょう。ただし投資は自己責任でお願いします。

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