ビットコインで稼ぐには？
■ビットコインとは
◇2008年に世界で初めて登場した仮想通貨
ビットコインとはインターネット上で利用できる仮想通貨のことで、単位は1BTC（ビットコイン）と表記されます。
最低売買単位は「0.00000001BTC」とされており、この0.00000001BTCは「1Satoshi（サトシ）」と呼ばれています。
ビットコインが登場した当初の目的は決済のみだったのですが、その運用性の高さから次第に貯蓄や投資など様々な目的にビットコインを購入する方が出てきました。
ビットコインは仮想通貨とされていますが、その最大の特徴は円だけでなくドルやユーロなどにも換金できることです。
このことは世界でも急速に普及されてきたことの裏づけとなりますね。
◇ビットコインの仕組み
ビットコインは中央銀行が発行しているわけではなく、民間で運営されています。
そのため国や中央銀行の枠に縛られることなく運営することができ、それに伴い近年劇的にビットコインの発行数が増えてきました。
ビットコインの価値は常に変動しており、株価のように上がったり下がったりしています。
この価格の変動の基準は何かと言いますと、簡単に言いますとみんなが「欲しい」と思えば上がり、「いらない」と思えば下がります。
民間で運営されているというだけあり、価格変動の基準が「本当か？」と思うようなものですが、現在日本人のビットコインの購入目的の実に95％が投資であるということはご存知でしょうか？
このような基準で果たしてビットコインで稼ぐことができるのか、詳しく見ていきましょう。
■ビットコインで稼ぐには
◇投資目的としての醍醐味
まず投資目的としてのビットコインの面白いところは、最大発行量が制限されているところです。
その最大発行量は2100万BTCです。
最終的には2040年には2100万BTCに到達すると言われていますが、実際にはもう少し早く到達するのではという意見も上がっており、実際にどうなるのかはまだ分かりません。
これがなぜ投資に関わってくるのかと言いますと、ビットコインは常時発行されているのですが、この発行スピードが時間あたりに決められています。
現在ですと大体10分で18BTCくらいの速度で発行されています。
上述しましたが、ビットコインの価格変動の基準は「みんなが欲しいと思ったとき」です。
つまり、ビットコインの価値を上げようとわざと誰かが買い占めてしまうということを防ぐことができているのですね。
これにより誰かの陰謀が関わってくることなく、いつ誰が買ってもほぼ同じような状況で平等に投資することができると言えるところが最大の魅力と言えますね。
それでは今後ビットコインの価格が上がり稼ぐことができる見込みがあるのかどうかを見ていきましょう。
◇ビットコインの価格
まずここ1年間でビットコインの価格がどのようになったのかについてですが、2017年1月時点の約5倍ほどにもなっております。
2016年までは価格はそれほど上がりませんでしたが、今年に入り劇的に上昇しました。
また、仮想通貨の価格上昇率を調べたところ、このようになっていました。
(2016年4月～2017年4月）の価格上昇率を調べたところ、平均8.76倍。上がったり下がったりしながらも平均的には激しく上がっています。
◇ビットコインの将来性
この価格上昇率だけでもすごいのですが、さらに価格の上昇を裏付けるニュースが2017年5月にありました。
それは2017年12月末までにピーチ・アビエーション（LCC格安航空会社の一つです）がビットコインでの決済を導入すると発表したことです。
世界で見てみると、現在では特に中国でビットコインの普及が加速しているそうです。
このため、航空会社であるピーチ・アビエーションがビットコイン決済を導入することにより、中国人観光客がこぞってビットコインを利用しまくっていく可能性も出てきたわけです。
ということは・・・？
まさにこのタイミングからが一気にビットコインの需要が高まっていくことを示唆しており、それに伴いビットコインの信頼性も今よりも上がっていくでしょう。
よってビットコインだけでなく仮想通貨全体の需要が上がり、今後さらに価格が上昇していく可能性は十分に考えられますので、今ならまだビットコインで稼ぐことはできると言えるでしょう。
ビットコインだけじゃない！アルトコインとは
◇基本的な仕組みはビットコインと同じ
アルトコインはビットコイン以外の仮想通貨全般のことです。
今ではアルトコインは全世界で約1100種類以上も作成されていると言われています。
なぜ基本的な仕組みをビットコインと同じにすることができたのかと言いますと、それはビットコインのプログラムが全て公開されているからです。
このためビットコイン以外の仮想通貨でもビットコインと同レベルかそれ以上の信頼があると読み取ることができますね。
つまり仮想通貨で稼ぐためには、ビットコインだけでなくアルトコインを選択肢に入れることもできるわけです。
それでは、オススメのアルトコインを紹介していきたいと思います。
■オススメアルトコインの紹介
◇仮想通貨リップル
仮想通貨「リップル」はRippleという会社が開発しています。
その目的は銀行システムの効率化であり、世界の数多くの銀行がシステム開発に協力しています。
このためリップルの性能の方がビットコインよりも優れています。
具体的に取引と関わってくるのは、リップルがビットコインと比べて「送金能力が高い」ところにあります。
実はビットコインはインターネットの混雑に弱く送金手数料が高いという問題があります。
リップルにはこのような問題はありません。
◇リップルの将来性
またリップルの今後ですが、リップルは送金能力が高く世界中の銀行が協力してシステムの開発に携わっているため、送金システムの大きな改善が予想されます。
このためリップルがビジネスの展開を変え、世界経済の基盤を支えることになるのかも知れません。
リップルにはこのようなビットコインにはない魅力を持っていますので、今後通貨としての価値も上がっていく可能性は十分に秘めていますので、リップルで稼ぐこともできると言えるでしょう。
◇仮想通貨モナコイン
仮想通貨「モナコイン」は2013年に公開された日本から生まれた仮想通貨です。
出どころはなんとあの巨大掲示板の２ちゃんねるです。
今ではビットコインとモナコインでのみ購入可能な通販サイトさえあります。
取引で関わってくるのは、こちらはリップルとかぶりますがSegwit（セグウィット）と呼ばれる送金システムがあり、これは同時に多数の送金処理ができるシステムのことです。
これにより取引がビットコインと比べて有利にできます。
■モナコインの将来性
日本人と言えば国産にこだわる傾向が見られますよね。
このためモナコインは一部の日本人の方からは根強く支持されています。
実はこのモナコイン、海外ではまだあまり注目されていないというところがポイントです。
つまりビットコインもしくは他の仮想通貨と比べてより発展途上であると言えるのです。
そしてモナコインが今後有名になるであろう最大の根拠は、日本の最大手取引所であるビットフライヤーの北米・欧州版に2017年11月29日にモナコインが上場したことです。
まだ北米だけではありますが、最近海外進出を果たしたということですね。
このままモナコインが軌道に乗り、全世界に普及されることが予想されますのでモナコインで稼ぐことができる可能性も十分にあると言えることができます。
■まとめ
このように仮想通貨には数々の種類があります。
ビットコインだけでなく、アルトコインを視野に入れることもできるのが嬉しいところですね。
アルトコインはその種類により特徴などが全く異なっておりますので、ビットコインを含め「これなら稼ぐことができる！」と感じたものを購入してみたら新しい世界が見ることが出来るかもしれません。