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仮想通貨のはじめかた

仮想通貨とは

仮想通貨とは、日本円などの法定通貨に対して、中央集権を持たない通貨のことです。仮想通貨はインターネット上にデータとして存在し、ブロックチェーンと呼ばれる分散型台帳技術によって成立しています。分散型台帳というように、仮想通貨の流れはすべて世界中のコンピューターによって監視されており、不正を行うことは不可能に近いです。また、ほぼ全ての仮想通貨はその発行数に上限を設けているため(ビットコインでは2100万BTC)、購入する人が増えるほどその価格が上昇する仕組みになっています。

 

仮想通貨のはじめかた

仮想通貨は誰でもすぐにはじめることができます。ただし、それには仮想通貨の取引所サイトにアカウント登録をしてウォレットを作成する必要があります。

この過程で本人確認書類の提出と郵送物による住所確認が必要になることが多いですが、それ以外は特に必要なく無料ではじめることができます。

 

国内取引所の紹介

2018年1月現在、日本国内には13程度の仮想通貨の取引所・販売所が存在しますが、勢いのあるのは以下の通りです。

 

コインチェック

コインチェックは仮想通貨の取り扱い種類が13種類(2018年1月現在)であり、国内最多の取り扱い量となっています。また、有名人によるコマーシャルを放映中ということもあり、知名度も高く、活発に取引がなされています。

 

ビットフライヤー

ビットフライヤーもコマーシャルを放映中であり、知名度の観点ではコインチェックに劣っていません。しかし、取り扱っている仮想通貨はビットコイン含め6種類しかなく、色々な仮想通貨を購入してみたいという人には向かないかもしれません。また、販売所形式が強いため、全体的に価格は割高になっています。ただ、専用アプリケーションはトレード初心者でもすぐ使いこなせるよう工夫されているため、投資に慣れていない方にはおすすめです。

 

Zaif

Zaifは仮想通貨の取引所であり、手数料がかからないどころか、逆にマイナス手数料といって、取引手数料を受け取ることができます。また、板取引(売り手と買い手が数量と価格に合意して売買する)形式なので、他の販売所に比べて割安で仮想通貨を購入することができます。ただ、サイトやアプリケーションは使い勝手はあまり良くないため、仮想通貨投資に慣れている上級者向けと言えるでしょう。

 

ビットコインとアルトコイン

仮想通貨は現在では様々な種類がありますが、一番最初に世界で開発された仮想通貨は2009年1月に運用が開始されたビットコインです。ビットコインはブロックチェーンというこれまでにない技術的革新を利用した仮想通貨であり、まさに仮想通貨の元祖ともいえるのです。ビットコインより後発の仮想通貨は技術的な付け加えはあっても、やはりビットコインの技術をベースとして開発されています。なので、ビットコインとその他の仮想通貨を大別してアルトコインと呼んでいるのです。

 

アルトコインの代表例

・イーサリアム

ビットコインに次いで時価総額2位の仮想通貨です。ビットコインのブロックチェーンの技術を利用して開発がされました。ユーザー視点に立った柔軟な仕様になっています。

 

・リップル

世界的IT企業であるGoogleが出資元になっている仮想通貨です。主にネット上での決済を可能にするために開発がされました。

 

・モナコイン

唯一の日本発祥の仮想通貨です。ビットフライヤーでの取り扱い開始を受けて価格が高騰し、直近では2017年12月ごろに価格が2倍以上上昇する暴騰を起こしました。

どのコインにすればいいの?

仮想通貨は数多ありますが、一体どの仮想通貨を購入すればよいのでしょうか。

おすすめのアルトコインをご紹介します。

 

ネム

ネムはハーベストと呼ばれる独自の報酬制度を採用していることで知られる仮想通貨です。ビットコインはマイニングという新規通貨発行にともなう報酬制度を採用していますが、ネムは所有しているだけでその所有数に応じたネムを受け取ることができます。ネムはビットコインなどの既成化した仮想通貨と違い、発展途上中なので、早く新規で参入すればそれだけ多くの見返りを得ることも可能です。コインチェックでの記事執筆時の価格は1XEM=約126円で取引されています。

 

リップル

リップルもおススメのアルトコインです。リップルは2017年1月当初では1XRP=

0.7円台でしたが、その一年後の2018年1月に最高値となる1XRP=384円を記録しました。もっとも、その後暴落し、記事執筆時でのコインチェックの価格は1XRP=約190円となっています。しかし、今後の成長に期待できるため、強くおススメしたい仮想通貨です。

 

仮想通貨の注意点

仮想通貨は価値が安定せず、乱高下を繰り返します。これは、仮想通貨自体がまだ完全には普及しきれておらず、世界中から期待と不安で見られているためです。そのため、仮想通貨の市場参入や国家による規制のニュースは仮想通貨市場全体に大きな影響を与え、それがときに暴騰、暴落にもつながるのです。

 

つまり、仮想通貨投資は超ハイリスク・ハイリターンなのです。そのため、仮想通貨は余剰資金の中でも特に必要性のない資金で投資をした方がよいでしょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。仮想通貨はときに思わぬ暴騰をすることが多々あり、まるで宝くじのように大きく上がりそうな当たりの銘柄を探して投資する人が多くなりはじめています。しかし、得をする人がいるということは、それだけ多くの人が金銭的損失を被っていることに他なりません。このことをよく理解して、仮想通貨投資をはじめてみましょう。

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